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お気の毒に

​調合士:

ゆっくりゲーマー

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​システム:

クトゥルフ神話TRPG

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​対象年齢:

R15

15
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処方箋

R15作品につき、15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。












KPPL共に雑なノリでやると楽しめると思います

【概要】

6・7版対応

人数:1人

時間:1時間

ロスト率:高~極高

後遺症:もちろんあり

推奨技能:特になし

新規・継続可

POWさえ設定すればクリア可能

【注意】

・このシナリオは理不尽で溢れかえっています

・露骨なグロ・エロ描写があります

・面白さは保証しないので回す・回るのは自己責任です

・何かあるなら『直接』作者にお願いします

・まっとうな批判はご自由にしていただいて構いません

【真相】

探索者はイス人の実験に巻き込まれただけ。人間の死について調べたかったイス人が【 男】の身体を使い、被験者を探し、そこに偶然通りかかった探索者が参加したというだけ の話である。その実験内容は様々な死ぬシチュエーションを体験させ、その間死ぬ瞬間ま での感覚を体験させる、そのとき人間はどんな反応をするのかを調べるというものだっ た。しかもイス人のVR機械の不具合で局所的な異空間を発生させた。その異空間の中で探 索者が立ち止まり、たまたま波長があってしまった為、ループを認識できるようになって しまっていた。実験が終わると探索者をデパートにあったそこらへんのベンチに放置し、

【男】の記憶消去などの処理を済ませ、探索者の隣のベンチに放置して即座に去った。イ ス人から解放された【男】は探索者よりも先に意識を取り戻す。【男】は記憶がない事に 驚き、困惑するが、隣のベンチでうなされている探索者を見つけ心配して声を掛ける。こ の時点の【男】は至って普通の人でもあり、その状況を見ている見物人もいる為、【男】 に何かしてしまうと警察に通報されるなど至って普通の対応される。しかもあの体験をし た場所の監視カメラは『偶然』調子が悪く、証拠として使いものにならない。狂った経験 をした直後でも、その経験を理解できる他人がいるはずも無く、世の中はそんな事情を汲 んでくれるはずもなく、回り続ける

【導入】

あなたは特に予定のない休日を過ごしていた。特に何もやる事がなかったため、ふと一般 的な大型ショッピングモールに行くことにした。大勢の人間が行きかい、各々の時間を楽 しんでいる。立ち並ぶテナントを歩みを止める事無く見て回るが心惹かれるものはない。 ここに来ても無駄足だったか。そう思いながらも歩き続けていると、※テナントが入って いない場所でとある一人の男が何かを呼び掛けているのが見え、思わず足を止めた。その 男の近くには折りたたみ机に乗せられたノートPCとそれに接続されているようなVRゴーグ ルがあり、近くにはマッサージチェアを彷彿とさせるリクライニングチェアがあった。そ の近くには小さな看板があり、【Na!I=SU】(ナ、イ↑スゥ)と書かれている。それを見 てあなたはなんとなく製品か何かの名前だと思うだろう。男は「新作VRシュミレーターの テスターをやってみませんか!」「新たなVR体験ができます!」等と呼び掛けているが足 を止める人はいない。もし参加しようと思うなら今なら順番を待つこと無く体験できるか もしれない。

〇スルーするか男に話を聞いてみる事が出来る

【スルーする】

あなたは物珍しい光景に足を止めてしまったが他の人が足を止めない事、なにより胡散臭 いものを感じて他の人同様その男を無視して再び歩き出す。人混みに紛れ男の前を通り過

ぎ、再び何かいい暇つぶしがないかどうかあなたは探す事になる。暇だ、思わずため息が でてしまいそうだ。まばたきをする。まるでため息をするような動作だった。あなたが歩 き続けていると※に戻る

ループしている事に言及したり2回スルーしたらSANC 1/1d5

それ以降SAN値減少値が成功時は+1失敗時はダイスの数が+1ずつされる 男から離れる為に行動するなら何をしても瞬きした瞬間に※の状況に戻ったという描写を 入れる事

【男に話を聞いてみる】

あなたが近づいていくと男もそれに気づいたようであなたに期待の眼差しを向けてくる。 あなたが一声かけると男は嬉しそうに話しかけてきた。

「あなた、こうして来てくれたという事はこれに興味を持ってくださったんですね!」 「本当にありがとうございます!いや、本当にありがたい!誰も話しかけてきてくれない のでもうそろそろ心が折れそうでした!」

「あ、すみません!まずはこれの説明をしなければいけませんね!」 そう言って男はVRの説明を始めた

VRの説明

・名前は看板にも書いてある通り、【Na!I=SU】(ナ、イ↑スゥ)

・体験していただくのはシュミレーター

・デバッグやバグの除去は済んでいるため、実質体験版みたいな状態 ・今回、よりよいVR体験をしていただくために独自に開発したVR機械を使う ・このVR機械を使えばVRの世界を現実かのように楽しむ事が出来る

・もちろん機械が途中で壊れる事などはないので安心してほしい

その説明を聞き、あなたはここまできたのだから、という思いもあり、体験したいと男に 申し出るだろう。すると男は「ありがとう!では早速準備をするからそこの椅子に寝そべ っていてくれ」と促される。指示通りに椅子に寝そべってみると意外にも寝心地は良かっ た。しばらく寝そべっていると男があのVRゴーグルを持ってきてあなたの頭にそのVRゴー グルを装着する。重さはそこまで感じない。「では、今から始めますよ。リラックスして 画面を見ていてくださいね。もしかしたら一瞬眩しいかもしれませんが、その時は目を瞑 っても大丈夫ですからね。」そう言われると今まで真っ暗だった画面が徐々に白くなって ゆき、突如閃光のように明るくなり、その光に思わず目を閉じてしまった。

視界が回復するとそこは白い部屋だった。辺りを見渡しても何もない。自分の状況を確認 してみると椅子に座っている状態ではなく、立っている状態でVRゴーグルを付けている感 覚もない。顔も触ってもそれらしき感触はない。むしろ地肌を触っているように感じる。 試しにつねってみたり他の部分を触ってみたりすると現実となんら変わりない。成程、こ れが男が言っていた機能なのかと納得するだろう。そうしていると目の前にNPCと思しき

キャラクターが効果音と共に現れた。

このゲームでは様々なシチュエーションを体験することができます。このゲームは6つの シチュエーションを体験すると終了となります。それではぜひともご堪能ください。と NPCが言うと、そのあと体験できるシチュエーション一覧が表示された。

【死亡体験】KP情報

〇ここからはどのシチュエーションを選んでも、

選んだ瞬間にどうあがいてもSANCを発生させましょう。

・はじまは普通のものが出てきたが、

 気づいたらヤバくなっているという感じで描写すると面白い

・どのシチュエーションもSANCは2d5/4d5

・このシーンは6つのシチュエーションを体験しない限り終わらない ・発狂処理はKPに任せる

・SAN値が0になったら次のシーンに

・ショックロールは発生しない

・NPCはPCをひたすら煽り続けましょう

・シチュエーションを増やしたい方は勝手に増やしてください

・拷問描写は好き勝手にやってください

〇生き返る描写はサラッと(以下描写例)

あなたは痛みから解放された事に気づきはっ。とすると部屋の真ん中に立っていた。どこ にも怪我や痛みは無い。そしてなにより死んでない。自身の無事を確認するとシチュエー ション一覧が表示された。みて見ると選んだシチュエーションに✓がついており、残りの 体験回数が表示されていた。

〇シチュエーション一覧

・扉

・椅子

・フォーク

・十字架

・階段

・ゆりかご

・ベッド

・靴

・樽

・首輪

・牛

・スプリンクラー

【描写例】

・扉(ファッキュードア)(これを参考に描写してみてください)

あなたが扉を選択すると、壁に鉄でできた扉が現れた。何の変哲もないただの扉のよう だ。扉を開けてみるとそこは壁になっており、壁に大きな文字で【FUCK YOU】と書かれて いた。

聞き耳☞チッ、チッ、チッ、チッという音がする

あなたが何かしようとしたとき、壁が爆発した。あまりにも突然の事過ぎて避ける事もで きず、爆発をもろに受けてしまう。 6d6のダメージ 体のパーツが粉々に吹き飛ぶ。全 身が痛みを訴えてくる。無くなってしまった部分の痛みすら感じる。思考が【痛い】とい う言葉だけで埋め尽くされる。しかもこれはコンマ数秒の出来事であるにも関わらず、あ なたはまるで悠久の時が経過しているように感じる。生きるという行為を手放そうとした 瞬間、あなたは更に強烈な痛みを感じる。はじけ飛んだ瞳に写っていたのは天井から振り 下ろされたであろう巨大なハンマー。それがあなたの肉片目掛けて振り下ろされ、当たっ た。爆発のダメージとハンマーで殴られ、壁に叩きつけられたダメージが同時に襲う。も はや原型を保っていないはずの身体に加えられたダメージまでも感じる。まるで未だに感 覚だけは繋がっていると言わんばかりに。痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、、、その感覚 だけが永遠に続く。現実換算約3秒であなたはただのぐちゃぐちゃのミンチとも呼べない 肉片になり果ててしまった。 SANC

・椅子(電気椅子)

言わずもしれた固定した人間に高電圧の電流を流し感電死させるものだが基本上手くいか なかったというし死体の後始末が面倒だったらしい。なので人間が耐える事のできない電 圧でしっかり殺してあげよう!

・フォーク(異端者のフォーク)

両端をフォーク状に尖らせた鉄の板を、ベルトやストラップにくくりつけた拷問具。ベル トを人間の首につけ、鉄の両端があごの下と、鎖骨の真ん中あたりにくるように調整して 使用される。この器具をつけられた人間は、横たわれないように天井などからつるされ る。眠気などから頭を下げた瞬間、喉から胸にかけてこの “異端者のフォーク” が突き

刺さることになるというもの。

でもさ、寝てるときに死ぬってある意味救済だと思いませんか?

・十字架(キリストの処刑)

刑を受ける者は両手首と両足首を釘でうちつけられ、体を支えられなくなることで呼吸困 難に陥って死に至った。大丈夫、このシナリオでは死ぬまで釘を打ち込んであげるシステ ムなのでとっても優しいね!

・階段(無限階段)

足を踏み入れたら最後、永遠に続く、出る事も出来ない階段

無限ループって怖くね?

・ゆりかご(ユダの揺りかご)

“串刺し” にも似ている拷問具。数本のロープで天井からつるした人間を、ピラミッド 型の模型がついた架台に肛門などの開口部から座らせ、体の重みでゆっくりと沈ませてい くもの。

・ベッド(引き伸ばし)

人間の体を無理やり引き伸ばして、全ての関節を脱臼させる拷問。「中世で1番苦しい拷 問」だとされていた。ベットのような木枠に四肢をロープで上下から固定する。取りつけ られたローラーを回しては、四肢を伸ばしていくのだ。まずは関節が脱臼するが、体がち ぎれるまで続けられることもあるベッド。身長が伸ばせるかもよやったね!

・靴(セメント・シューズ)

アメリカのマフィアによって発明されたもの。敵や裏切り者、スパイなどの足をコンクリ ートブロックとセメントで固め、河や海に投げこむもの。一番さっくりしている気がする

・樽(たる)

囚人を樽に入れ、顔だけ外に出させて行われる処刑法。牛乳と蜂蜜を塗りつけられた顔に は、アブやハエがたかり、皮膚はボロボロになる。囚人は食事が定期的に与えらえるた め、樽の中は徐々に排泄物でいっぱいになっていく。数日後にはウジ虫がわき始め、生き ながらにして体が腐り、やがては死に至る。作者はこの死に方したくないです

・首輪(鉄釘の首輪)

直径20~30センチメートルの鉄の輪に長い取っ手がつけられた装置。何本もの鋭い釘が、 輪の内側をグルリと取り囲む。釘が届かない内側のわずかなスペースに人間の首が収めら れ、少しでも体を動かせば釘が首に食い込んでしまう構造になっている。装着者の自由を 奪うのが目的だがこのシナリオでは殺しに来ます

・牛(ファラリスの雄牛)歴史☞

古代ギリシアで誕生した処刑装置。雄牛型に鋳造された真鍮(しんちゅう)で、内側は空 洞になっている。脇に扉がついており、ここから中に人を入れることができるのだ。牛の 下から焚かれた火で、装置全体が黄金色になるまで熱せられ、中の人間は時間をかけてあ ぶり殺されていくらしいのでぜひとも体験していただきましょう。

・スプリンクラー(鉛のスプリンクラー)

小さな穴がいくつも開いた球に取っ手がつけられた拷問具。溶けた鉛やタール、煮えたぎ った湯や油を球の中に入れ、そこから滴り落ちてくる熱い液体で相手を苦しめるのだ。腹 や眼球などがよく狙われたという。中でも最悪なのが溶けた銀を目に落とされたときで、 想像も絶する苦しさのようなのでぜひとも目に入れてあげよう。

【6つ体験した、もしくはSAN0】

あなたは痛みから解放され、はっと気づく。目の前は真っ暗。あの白い部屋ではない。も しかしたしたらほっと一安心するかもしれない。そのおかげか今現在ある程度まともな思 考ができるようになっている。全く、一体何なんだ?自分はただ暇つぶしを探しにきただ けなのに、幾度となく死ぬまで苦痛を感じる破目にあうし。どうして自分がこんな理不尽 な目に遭わなければならないのだろう。何故、どうしてWhy。いくら考えても答えは出な

い。「簡単ですよ。理不尽は常に身の回りに見えないだけで存在し、それが『偶然』あな

たに降りかかった。というだけの話ですよ」あのNPCの声が聞こえた。なんだかとても安 心できるような声だと感じる。「もちろん、その理不尽にもレベルがあります。例えば『 急いでいた人に肩をぶつけられた』と『よそ見運転をしてた車に突っ込まれて死んだ』と いうように。あなたはこの出来事をどう思っているのか分かりませんが、これ程に無いに しても、世の中は理不尽で溢れている。そう思いませんか?」確かに、言われてみればそ うだ。世の中は理不尽で溢れかえっている。虐待、いじめ、嫌味、八つ当たり、事故、災 害。どうして自分がこんな目に。その答えはいつもこうだった。それが『生きる』という 事だと。なら、自分はこれから先、今までどうりに生きていけるのだろうか?これ程には ないにせよ、世の中は理不尽で溢れている。これからもきっとただひたすら大小さまざま な理不尽に耐え抜いていかなければならないのだろう。だが自分はこの『理不尽』だらけ の世界で、、、

1d2を振らせる

・1の場合

2b100を振らせる 左の出目が右の出目より低ければ成功(PLには教えない)

・2の場合

1d100を振らせる POW×3(PLには教えない)

失敗した場合 END再起不能

【おかえり】

うっすらと意識を回復していく。誰かがあなたを揺さぶっていることに気づく。 目星☞男性のように見える

揺さぶられるたびに返事をしようとしながら回復していく視界で捉えたのはあの男が心配 そうな顔であなたを気遣うような言葉をかけ続けている様子だった。

人類学ー20☞雰囲気や立ち振る舞いが完全に別人だという事が分かる 心理学ー20☞本気で心配しているという事が分かる

〇この後、この男に対する対応によってEND分岐

・男を殴りつけたり、怒鳴りつけたり等した場合KPは至って普通の対応を取ってくださ い。

警備員を使って取り押さえたり、あまりにも酷いようだったら警察に突き出したり。 そういった事になった場合は☞のエンドに END狂っているのは?

・大人しく引き下がる場合 ENDついてない

【END】

『END 再起不能』

いや、無理だ。もうこんな経験したくない。ここから戻れたとしても、あんな理不尽な世 界に戻りたくない。「いいんですよ、嫌な事から逃げたって。安心してください。もうこ れ以上あなたが苦しむようなことはありません。ですからどうか安らかにお眠りくださ い。」その言葉が終ると、あなたは心地よい眠気に襲われる。幸いあの部屋には戻されて いない。今ならこの優しくて穏やかな眠気に身を委ねてしまってもいいだろう。そうして あなたは心地よい眠りについた。

次のニュースです。とあるショッピングモールで(探索者の性別)が死亡している状態で 発見されました。警察によりますと、他殺の可能性はなく、病死した可能性があると見て 捜査を進めているとの事です。

そのニュースを見ていた人達はもしかしたらこう思うかもしれない。 ああ、『お気の毒に』と

探索者ロスト

『END 狂っているのは?』

あなたの話を信じてくれる人は誰もいなかった。いや、それどころか、周りからの対応は まるでキチガイや頭のおかしいヤツと関わっているかのような態度だった。そんな訳な い。何故ならあの苦痛の数々は自分の記憶に嫌でもこびりついているのだから。なのに、 どうして?なんで他の人達は信じてくれないのだろうか?事実、現実で起こった事なのに どうして信じてくれないのだろうか?、、、そうか、アイツら全員、あの【男】になにか されたに違いない。そうだ、そもそもあの【男】もオカシイ。自分をあんな目に遭わせた 張本人の癖にどうして自分を気遣っていたんだ?、、、そうだ、きっと罠に違いない。私 を絶望に陥れるための作戦か何かに違いない!、、、だけど、あの【男】雰囲気が違った 気がする。あの目は声は本気で心配してくれていたようにも感じる。、、、もし、もし も、あの【男】がおかしくないのなら、、どういう事なんだ?一体、誰がオカシイのだろ うか?、、、まさか、、自分?そんなまさか、、、そんな事あるわけ。あなたはただひた すらに思考し続ける。流れゆく人々があなたの横を通り過ぎていく。ぶつぶつと小声で何 かを言い続け、まるで何かに怯えているかのような、あなたの横を。 そんなあなたの様子を見た人達はこう思うかもしれない。

あんな風になってしまったなんて、何があったか知らないが、

ホント、『お気の毒に』

SAN値回復2d5+20

【後遺症】人間不信

あの出来事により、他人はもちろん自分の事すらも信用できなくなる あなたに対しての交渉技能は一切効果を持たなくなる

今後交渉系技能・人類学・心理学は永続的に0となる

一時的・不定に関わらず殺人癖・自殺癖しか発症しなくなる

自分しかいない場合は強制的に自殺癖となる

『END ついてない』

ショッピングモールから出ると外は夕暮れだった。時間を確認してみれば午後5時を指し ている。はぁ、今日一日、自分は何をしていたのだろう。確かに暇を潰すという当初の目 的は達成できたがその代償として何度もとてつもない苦痛と死を味わい、かつそれに対す る不満、怒りをぶつける矛先も無いと来た。自分の人生史上最も最悪な一日だったと思え るかもしれない。こんな経験を誰かに話そうにも夢物語か作り話として信じてくれる人は いないだろう。肝心のあの【男】もまるでまるっきり別人のようで自分があんな経験をし たと証明してくれる客観的なものはない。あなたはそんな感情を抱えたままこれからの日 常を過ごしていくのだろう。

この理不尽にまみれたこれまで通りの当たり前の日常を。いや~、それにしてもこれから もこんな目にあうかもしれない世界で生きていかないといけないなんて、 本当に『お気の毒に』

SAN値回復 4d5+20


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クレジット表記

作品名:お気の毒に
作者名:ゆっくりゲーマー
連絡先:@IaYukkuriGamer(Twitter)

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