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2022.04.01 ~ 2022.08.31
ー 閉店 ー
内覧はご自由にどうぞ。
『全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。
その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ』
Alle Dinge sind Gift und nichts ist ohne Gift;
allein die Dosis macht es, dass ein Ding kein Gift ist.
蝕まれているのだ、あなたが想う『毒』に世界は。
いや、元からそれは誰かの『毒』であったのだ。
それは、
誰かと共に紡ぐ物語なのかもしれない、
蝋燭の灯りのような一編の詩かもしれない、
描きたかった虹の根元かもしれない、
聞かせたかったドレミかもしれない。
その、あたたかな手のひらさえ『毒』なのかもしれない。
――色とりどりの小瓶が薬棚に並んでいる。
白い指がそれを一本取り出してあなたに差し出す。
あなたはそれを飲むだろうか、飲ませるのだろうか、それとも。
Illutration:わさび様(@massironowasabi)
Logo:あけ様(@RottenAke)
▼パラケルススの小瓶企画について
"パラケルススの小瓶"は、『毒』を共通テーマとした、様々な分野の創作を集め、夢に見るような魔法使いの薬棚を作ろうという企画です。
詳しくはAboutをご覧ください。
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